HTML5/HTML/CSS/JavaScriptの求人・案件の特徴
HTML5/HTML/CSS/JavaScript、これらの4つの言語は、Webコンテンツを構築するうえで確実に必要とされるスキルです。
それぞれに役割があり、この4つがそろって初めてWebコンテンツを構築することができます。
それぞれの特徴やメリットを見たうえで、どのスキルを優先的に習得するかを決めましょう。
HTML5案件について
HTML5は、HTMLの最新バージョンのことです。
HTML4とは違ってマルチデバイスに対応しているため、汎用性は非常に高いです。
スマホでもパソコンでも利用できる言語であるため、ユーザーにとっても身近なプログラミング言語であるといえるでしょう。
HTML5とは
2014年10月28日にリリースされ、現在に至るまで使われています。
HTML5はHTMLのひとつであり、最新版の物なのです。
Webサイトを作るならHTML5を用いるのがほとんどで、マルチデバイスに対応しているのがHTML5の特徴です。
どのブラウザでも、スマホでもパソコンでも対応しているため、汎用性は随一です。
HTML5でできること
HTML5でできることは、主に5つです。
- Webサイトの制作
- スマホ対応アプリの作成
- 音声や動画の埋め込み
- フォームの入力チェック
- 3Dアニメーションの作成
HTML5は、他のプログラミング言語では実現できないようなことができます。
先代のHTML4と比較しても、その使いやすさや汎用性は群を抜いています。
HTML5案件の単価相場
HTML5の単価相場は58万円程度とされています。
他のプログラミング言語の単価相場同様、実務経験の年数が長ければ長いほど、単価も高くなる傾向にあります。
HTML5案件の単価は高くて110万円ほどにまで伸びるため、稼ぎたいフリーランスエンジニアにはおすすめです。
HTML5案件に必要なスキル
HTML5案件に必要なスキルは、主に4つあります。
- デザインの知識や経験
- Java/PHPを使った開発経験
- HTML5を使ったコーディングの経験
- JavaScriptやCSSを使った開発経験
HTML5案件に参画するためには、特にJavaScriptを使った開発経験があると強いです。
習得に時間がかかるものではないため、より良い単価のHTML5案件を受注したいのであれば、JavaScriptも同時に習得しておくことをおすすめします。
HTML5案件の将来性
HTML5の需要は、今後も伸び続けることが予想されます。
現在はInternet Explorerだけでなく、Google Chromeを利用するユーザーも増えてきています。
そのため、HTML5を使った開発はまだまだ終わらないのです。
スマートフォンを持つことが一般的になったことからも、スマートフォンなどにマルチに対応できるHTML5の存在感は大きくなっていくでしょう。
しかし、将来的にHTML5案件を受注していくためには、HTML5単体の知識だけでは生きていけません。
HTML5案件で高単価を狙うのであれば、HTML5意外にCSSやJavaScriptを習得することをおすすめします。
HTML5案件の在宅案件
HTML5の在宅案件は多くあります。
HTML5はアジャイル型開発ではないため、最初に仕様を決めてしまえば、あとはどこでも開発ができるのです。
アジャイル型開発が主なプログラミング言語と違って在宅勤務との相性が良いことも、HTML5案件の大きなメリットです。
HTML案件について
HTMLは、Webページのデザインやレイアウトを指定するためのマークアップ言語です。
主にWebシステムの開発やアプリケーションの開発、各種コーディングができます。
Web制作をするうえでは必要不可欠なスキルのため、フリーランスエンジニアはなるべく身につけておきたいスキルであるといえます。
HTMLとは
HTMLとは、「Hyper Text Markup Language」の略で、Webページのデザインやレイアウトなどを指定するためのマークアップ言語です。
HTMLコーダーやフロントエンドエンジニア、マークアップエンジニア、Webデザイナーなどが主にHTMLを使用します。
しかし職種ごとにHTMLの利用方法は変わってくるため、そこはリサーチをしておく必要があるでしょう。
HTMLでできること
HTMLでできることは、主に4つです。
- Webシステムの開発
- Webサービスの改善・改修
- アプリケーションの開発
- ECサイトなどのフロントコーディング
HTMLでは、タグを使って文章そのものに意味を持たせたり、テキストに見出しを加えたりすることができます。
また、画像の表示も可能です。
HTMLができることを考えても、やはりWebサービス関連の案件との相性が良いといえます。
Web関連の案件を多く受注するフリーランスエンジニアは確実に習得しておきたいスキルです。
HTML案件の単価相場
HTMLの単価相場は、以下のようになっています。
- 実務経験2年以下:平均40万円程度
- 実務経験3年以下:平均43万円程度
- 実務経験5年以下:平均50万円程度
- 実務経験5年以上:平均60万円程度
HTML案件も、実力主義の世界であるといえます。
HTMLを使った実務経験が長ければ長いほど、高単価の案件に参画できるようになるのです。
HTML案件の特徴として、小さな案件が多いというものがあります。
大きな案件だけでなく、自分の都合に合わせて小さな案件を受注することができ、コツコツと稼ぐことができるのが、HTML案件の良いところです。
HTML案件に必要なスキル
HTML案件に必要なスキルは、主に5つです。
- Javaを使った開発経験
- PHPを使った開発経験
- HTMLやCSSを使った開発経験
- JavaScriptを使った開発経験
- jQueryの知識やコーディングの経験・実績
HTML案件では、HTML単体のスキルだけでは評価されない傾向にあります。
CSSやJavaScript、Java、PHPなど、HTML以外のスキルを求められるのです。
これらの実務経験が長いと、HTML案件の単価もどんどん高くなっていきます。
そのため、高単価のHTML案件を受注したいのであれば、まずはHTML以外の周辺プログラミング言語を習得し、経験を積むことをおすすめします。
HTML案件の将来性
HTML案件の今後の需要は、変わらず伸び続けていくと考えられます。
現在、インターネットの普及によってWebサイトの開発が進んでいます。
それに伴い、HTMLコーダーやマークアップエンジニアといったHTMLを扱える人材が必要とされているのが現状です。
そのため、今後もWebサイト開発関連ができるHTMLエンジニアの需要は高いと考えられます。
短期的な視点で見れば、HTMLやCSS、JavaScriptの知識・スキルを身につけているフリーエンジニアは活躍の場があると考えられますが、長期的な視点で見ると、AIでコードの自動生成が可能になることで、HTMLコーダーやマークアップエンジニアなどの需要に影響を与える可能性もあります。
ただし、マネジメントはAIで代替しづらいといわれているため、HTML求人・案件で経験を積む中でマネジメントのスキルと経験を身につけ、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーになることで今後も活躍できるでしょう。
HTML案件の在宅案件
HTML案件における在宅案件の割合は大きいです。
HTMLはアジャイル型開発ではありません。
そのため最初に仕様を決めてしまえば、あとはどこでも開発ができるのです。
アジャイル型開発が主なプログラミング言語と違って在宅勤務との相性が良いことも、HTML案件に参画するうえでの大きなメリットです。
CSS案件について
CSSは、Webコンテンツの装飾に使用されるスタイルシート言語です。
HTMLと併用して使用し、サイト評価を下げずにコンテンツを装飾することができます。
視覚的補正を助けるスキルであるため、フリーランスエンジニアに限らず、Webデザイナーなども習得しておくべきスキルです。
CSSとは
CSSとは「Cascading Style Sheets」の略で、Webページのスタイルを指定できる、スタイルシート言語です。
Webページのスタイル指定をすることは、HTML5を利用してもできます。
しかし、Webページのスタイルを指定するのであれば断然CSSがおすすめです。
CSSであればテキストがでたらめにならないためです。
でたらめな文章構造はサイトの評価を下げることにもつながってしまうため、注意が必要です。
サイトの評価を下げることなくWebページのスタイルを指定したいのであれば、CSSを使うべきなのです。
CSSでできること
CSSでできることは、主に3つです。
- HTMLをシンプルにできる
- Webサイトを装飾できる
- アニメーションを作成できる
CSSは、見た目を整えるために作られたスタイルシート言語です。
視覚的な情報補正を手助けすることができます。
現在では、Webサイトの装飾はほぼCSSでおこなわれています。
そのため、Webデザイナーやコーダー、Web制作を得意とするフリーランスエンジニアは必携のスキルです。
CSS案件の単価相場
CSS案件の単価相場は、
- 実務経験2年以下:平均38万円程度
- 実務経験3年以下:平均43万円程度
- 実務経験5年以下:平均50万円程度
- 実務経験5年以上:平均60万円程度
です。
CSS案件に関しても、CSSを使った実務経験が長ければ長いほど、高単価の案件に参画することができます。
PythonやSwift、PHPなどのような高収入は望めないものの、生活をするには十分な収入をCSS案件で得ることができます。
CSS案件に必要なスキル
CSS案件に必要なスキルは、主に3つです。
- CSSやHTML以外での開発経験
- 業界や業務に関する専門的な知識
- マネジメント・ディレクションの経験
CSS案件を獲得するためには、CSSやHTMLの他に
- JavaScript
- PHP
- Photoshop
- Illustrator
- Sketch
- WordPress
- jQuery
などのスキルが求められます。
案件によって求められるスキルは変わってきますが、CSS寄りのスキルを身につけておくことで、CSS案件に参画しやすくなるでしょう。
CSS案件の将来性
CSS案件の将来性は、安定しているでしょう。
Webサイトの開発案件がなくならない限り、その装飾を担当するCSSの役割は終わらないためです。
言い換えれば、CSS案件の需要はWebサイト開発の需要に依存します。
そのため、CSS案件に参画するにしても、他のプログラミング言語の案件にも参画できるようにしておくとリスクが少なくなります。
CSS案件一本に絞ることはリスクが大きいため、他のスキルを身につけておくと良いでしょう。
CSS案件の在宅案件
CSS案件において、在宅の案件はあります。
CSS案件の場合、依頼された成果物を納品することで完了するタイプの案件が多いです。
そのため、他のプログラミング言語の開発案件と比べてみても、在宅案件の割合は大きいです。
また、CSS案件はクラウドソーシングサービスでも多く案件を発注しています。
そのため、比較的在宅案件が受注しやすいのがCSS案件の特徴です。
CSS案件に未経験者は参画できない
CSS案件に、未経験者が参画することはできません。
初めてCSS案件に参入するためには、他のプログラミング言語の経験を持っていなければならないのです。
そのため、CSS案件に参入したい場合は、まず
- JavaScript
- PHP
- Photoshop
- Illustrator
- Sketch
- WordPress
- jQuery
これらのスキルをいくつか身につけるところから始めましょう。
最初の案件で仕事ぶりを評価されれば、未経験者であっても継続的にCSS案件を受注することは可能になります。
JavaScript案件について
JavaScriptは、Webコンテンツを構築するために必要不可欠なプログラミング言語です。
動的なWebページを作成することができるため、多くのWebサービスにおいて、JavaScriptが使用されています。
今後も需要が減少するということは考えにくく、フリーランスエンジニアとして生活をするのであれば確実に習得しておきたいスキルのひとつです。
JavaScriptとは
JavaScriptとは、ユーザーのWebブラウザとWebサービス・Webサイトとの相互間のやり取りを円滑にするために用いられているプログラミング言語です。
動的なWebページを作成することができるため、多くのWebサービスにJavaScriptが導入されています。
JavaScriptを使用すると、ユーザーのアクションに合わせたコンテンツを表示できることに加え、ブラウザ上で地図やアニメーションを表示させることができます。
Webページの制作には必要不可欠なのが、このJavaScriptなのです。
JavaScriptでできること
JavaScriptでできることは、大きく分けて4つです。
- HTMLコンテンツの表示・非表示
- HTMLコンテンツの変更
- HTMLコードの変更
- CSSスタイルの変更
JavaScriptを利用すると、Webサイトを構築するうえでは欠かせない機能を作成することができます。
Web制作の案件に関わるのであれば、確実に押さえておきたいスキルです。
JavaScript案件の単価相場
JavaScript案件の単価相場は、以下のようになっています。
- 実務経験2年以下:平均55万円程度
- 実務経験3年以下:平均63万円程度
- 実務経験5年以下:平均70万円程度
- 実務経験5年以上:平均78万円程度
5年以上のJavaScriptを使った実務経験があれば、年収1000万円近く稼ぐことができます。
Webサイト構築に欠かせないJavaScriptの需要は高く、その分単価も高い傾向にあります。
経験を積めば積むほど単価も跳ね上がるため、どんどん経験を積んで稼いでいきたいプログラミング言語です。
JavaScript案件に必要なスキル
JavaScript案件に必要なスキルは、主に3つです。
- コミュニケーション能力
- JavaScript以外の幅広い知識
- JavaScriptを使った開発経験
JavaScript案件に参画するためには、なによりもコミュニケーション能力が必須です。
JavaScriptは単体での開発というものがほぼないため、クライアントとのコミュニケーションを密に取ってプロジェクトを進めていかなくてはなりません。
また、JavaScript以外の幅広い知識も求められます。
特にデザインの経験やCSSに関する知識、実務経験はクライアントが求めるスキルの代表的な例です。
JavaScriptはWeb構築には必要不可欠なものですが、単体では成り立たないことに注意が必要です。
JavaScript案件の将来性
JavaScript案件の将来的な需要は、今後も変わりません。
Webコンテンツを作成するにあたって、JavaScriptは必須です。
インターネットがなくなることがない限り、JavaScript案件がなくなるということはないでしょう。
JavaScriptは世界的に見ても指折りで重宝されているプログラミング言語です。
フリーランスエンジニアとして働くのであれば、是非習得しておきたいスキルであるといえます。
JavaScript案件のために取っておきたい資格
JavaScript案件を受注するために取っておきたい資格は2つあります。
- CIW JavaScript Specialist
- HTML5プロフェッショナル認定試験
JavaScript案件を受注するエンジニアとして活動するのであれば、この2つは是非取っておきたい資格です。
特に「CIW JavaScript Specialist」は、国際資格です。
一度取得しておけば海外でも通用するエンジニアになることができます。
将来的に海外で働きたいと考えているフリーランスエンジニアは、JavaScriptを習得すると同時にこれらの資格を取得することを強くおすすめします。
JavaScript案件の在宅案件
JavaScriptの在宅案件は、少ない傾向にあります。
JavaScriptの案件は企業への常駐案件がほとんどであるため、在宅勤務には向きません。
在宅勤務を希望する場合はクライアントに直接相談するか、JavaScript以外の案件を受注することをおすすめします。
HTML5/HTML/CSS/JavaScript案件の検索なら「フリジョブ」
HTML5/HTML/CSS/JavaScript案件には、それぞれの良さがあります。
自分の都合に合った働き方ができるのが、フリーランスという働き方の最大の魅力です。
フリジョブでは、フリーランスの皆さんが案件を探す時間を省くため、案件の一括検索サービスを提供しています。
これまで以上に効率的な案件探しを実現することができるため、HTML5/HTML/CSS/JavaScript案件探しには是非フリジョブをご利用ください。